電動車椅子サッカークラブ 横浜クラッカーズ|Power Chair Football Club Yokohama Crackers
2005年の入団から16年間もの間、選手、コーチとして横浜クラッカーズを支え続けた
竹田敦史コーチが、新たな挑戦のために2021年3月末日を以てクラブを退団することとなりました。
竹田コーチからのクラブ退団のご挨拶と次の挑戦に向けたメッセージをご紹介致します。
2005年春、自分への挑戦を胸に、Yokohama Crackersの門戸を叩きました。
そして、16年後の2021年春、再び新たな挑戦へ歩み出すため、
チームを離れ未開の地への門戸を開くことを決意しました。
振り返ってみると、自分の電動車椅子サッカー人生は挑戦の繰り返しでした。
電動車椅子サッカーという競技への挑戦、自分の可能性への挑戦、世界への挑戦。
そのすべてが、自分の心に充足感を与えてくれるものでした。
でも、たった一人で立ち向かうことはできません。
選手・スタッフ・家族・ボランティア、Yokohama Crackersを支えているすべての方々の存在が
チームに大きな力を、そして、僕自身に挑戦するための勇気を与えてくれました。
喜び・後悔・達成感・苦悩、そのすべてが自分の歩む道のりを彩ってくれました。
自分の電動車椅子サッカー人生がこれほどまでに充実したものになったのは、みんなのおかげです。
長い間、苦楽を共にしてきた仲間には心から感謝の気持ちで一杯です。
4月から東京都町田市で結成した電動車椅子サッカーチーム
「King fishers」のコーチとして新たなスタートを切ります。
前途洋々とは行かないかもしれませんが、新たな挑戦を楽しみながら、
一歩一歩未来へと歩みを進めていきたいと思います。
そして、いつかYokohama Crackersと熱い試合ができる時を夢見て・・・。
16年間、本当にありがとうございました。
I want to thank my staff, friends and everyone who has supported me.
2021年4月
竹田 敦史